みなさん、こんにちは。
補助金を担当しております御厩敷です。
今回は、次回が最終締切となる”IT導入補助金 2021″の採択されるコツについて記載させていただきます。
IT導入補助金 2022にもご参考になるかと思いますので、IT導入補助金 2021またはIT導入補助金 2022をご検討されている方に役立つ情報になればと思っております。

目次

  1. IT導入補助金の採択傾向を知る
  2. IT導入補助金の不採択になる理由
  3. IT導入補助金に採択されるためのポイント
  4. 最終締切とIT導入補助金 2022に向けて

IT導入補助金の採択傾向を知る

IT導入補助金 2020までは、申請数と採択数は非公開でしたが、IT導入補助金 2021では申請数と採択数が公表されております。以下、IT導入補助金の申請数と採択数です。

▼1次締切分 交付決定日:6月15日

A類型B類型C類型D類型合計
申請数2,373923,2497976,511
交付決定数1,317481,9084443,717
採択率55.5%52.2%58.7%55.7%57.1%

2次締切分 交付決定日:8月31日

A類型B類型C類型D類型合計
申請数4,5421579,6641,69616,059
交付決定数2,507535,8691,0369,465
採択率55.2%33.8%60.7%61.1%58.9%

▼3次締切分 交付決定日:10月29日

A類型B類型C類型D類型合計
申請数2,840837,6221,27311,818
交付決定数1,648364,6567827,122
採択率58.0%43.4%61.1%61.4%60.3%

▼4次締切分 交付決定日:12月15日(16日以降追加予定)

噂では、IT導入補助金 2020の採択率が30%台まで落ちたという話を聞きましたので、IT導入補助金 2021はどうなることやら…と思っておりましたが、直近では60%超の採択率でして、人気の”ものづくり補助金”や”事業再構築補助金”と比較すると採択されやすい傾向にあります。
各類型を比較すると、補助率が高いC類型に申請が集中しております。推測ですが、EC市場が伸びているので、ECサイトの構築関係で申請数が伸びているのではないかと思われます。

IT導入補助金の不採択になる理由

基本情報と書類内容の不一致による不採択

よくあるのが、基本情報が履歴事項全部証明書と一字一句同じでないケースです。ここについては交付申請の手引きでも注意書きがあるくらい重要なところですが、特に本店所在地を「ー(ハイフン)」で入力したりすると、履歴事項全部証明書と異なる場合、一発アウトになります(本店所在地を「ー(ハイフン)」で入力することについて、履歴事項全部証明書と同じであれば問題ありません)。

書類の不備による不採択

履歴事項全部証明書や住民票を提出する場合、登録申請日において発行日から3ヶ月以内の書類である必要があります。再申請する際に見落としがちなのでご注意ください。
また、納税証明書についてですが、発行元が税務署のものを提出する必要があります。同じ納税証明書でも、都道府県が発行しているものは対象外なので、ご注意ください。
>必要書類を確認したい場合には、こちらからご確認ください

IT導入補助金に採択されるためのポイント

書類内容を正確に入力

基本情報を入力する際には、必ず提出書類を確認しながら正確に入力しましょう。
特に、履歴事項全部証明書では、住所が”○番○号”と記載されているのがほとんど。入力完了した後、申請する前に必ずチェックしましょう。法人と個人事業主で参考にする書類は異なりますので、以下ご参考ください。
・法人の場合、履歴事項全部証明書の情報を正確に入力
・個人事業主の場合、身分証明書 / 納税証明書 / 確定申告書の情報を正確に入力

書類不備の回避

提出する書類については、「IT導入補助金 2021を活用したShopify・HubSpot導入支援」にまとめております。
書類が複数ページである「履歴事項全部証明書」や「確定申告書B」の場合、最初の1ページだけスキャンして他のページのスキャンが漏れてしまうケースが結構あります。もったいないミスなので、申請する前にはスキャンしたデータを必ず確認しましょう。
各書類の最終チェックについては、「交付申請の手引き(PDF)」に詳しく載っております。2021年12月10日現在ですと、交付申請の手引き(PDF)の23ページから27ページに書類の画像付きで注意点が掲載されておりますので、合わせてご確認ください。
>交付申請の手引き(PDF)

記述内容をしっかり記入

IT導入補助金の申請は、持続化補助金 / ものづくり補助金 / 事業再構築補助金のように、これまでの取り組み / 強み弱み / 市場ニーズ / 本補助事業の内容のような事業計画書を作成する必要がなく、基本的にはチェック形式で申請する補助金です。他の補助金と比較して申請しやすい補助金となっておりますが、一方で、他の申請者と差別化しにくくなっております。
自社が行う取り組みをアピールできるよう、255文字まで入力できる記述部分を有効活用しましょう。記述できる箇所は以下の6つです。
・事業内容
・強み
・弱み
・どのようなプロセスに対してIT投資を行ったか
・今回の補助金の利用によってどんな効果を期待しますか?(期待効果)
・事業をどのように変えていきますか?(将来目標)

最も重要な事業内容について、入力例(文字数:244文字)を以下に掲載させいただきます。

当社は〇〇のサービス提供を行っている会社で、〇〇という点でお客様から高評価をいただいております。 これまで対面営業にて売上を伸ばしてきましたが、COVID-19の感染拡大以降、非対面モデルへの転換に尽力しております。今後はHubSpotを導入することで、対面・非対面で取得した顧客情報をクラウド上で一括管理し、在宅勤務でも顧客対応ができる環境を整備します。また、集客・顧客情報等の分析や顧客個人の行動に基づいた情報発信等を自動化することで、生産性向上及びコロナ禍での事業拡大を実現します。

最終締切とIT導入補助金 2022に向けて

IT導入補助金 2021の最終締切は12月22日(水)17:00となっております。この記事を少しでもお役に立てれば嬉しいです。
IT導入補助金 2022についても一部情報が公開されました。対象経費となるITツールに少し変更がありそうですが、申請方法はIT導入補助金 2020とIT導入補助金 2021があまり変更にならなかったことから、同様の申請方法になるかと思われます。IT導入補助金 2022をご検討中のお客様に関しても、この記事が少しでもお役に立てればと思います。

フィッシュリップルでは、ECサイトを構築するためのプラットフォーム「Shopify」と顧客管理ツール「HubSpot」をIT導入支援事業者として登録しており、IT導入補助金をご活用することが可能です。最終締切が間近に迫っておりますが、今からでも申請したいという方がいらっしゃいましたら迅速に対応させていただきますので、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。